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42nd 東モ -HONDA-

こちらはホンダ「AC-X」。

スグ近くには、これまでお立ち台に上がっていた「FCXクラリティ」が下へ降りて展示されており、代わりにお立ち台に上がったのがこの「AC-X」。
コンセプトカーは燃料電池車ですが、2012年秋にもフルモデルチェンジすると見られている「アコード」のデザインコンセプトと見られています。

ほぼこのままで出てくれば、格好いいんですけどねぇ…
プレスの量産性などを考えれば、難しいでしょうけども。

次期アコードは、プリウスのようなEV走行ができるハイブリッドになるようです。
エンジンでの走行にこだわるホンダだけに、プリウスとは異なるどのような味付けになるのかが見ものです。

今回の東京モーターショーで各社目立っているのが、こういったマイクロカーと呼ばれるEVコミューター。
ホンダも例に漏れず「MICRO COMMUTER CONCEPT」を出展。

このジャンルは、現在の法制下では軽規格と原付の間に挟まれた中途半端な規格です。
実際には軽自動車に分類されてしまいますが、軽でナンバーを取ろうとすれば衝突安全基準を満たせません。
とすると原付なのですが…

ですが、高齢化による買い物難民などの解消に役立つとされています。
ご近所用のシティコミューターとしたら、航続距離が短いEVでも何ら問題は無いということです。

今後、軽規格の見直しと共にこういったマイクロEVのための法整備が急務かとは思います。
使い切りのエコカー補助金なんてやってるよりも、検討すべきは将来性のあるこっちだろ。

今回のホンダの目玉の一つとも言えるコンセプトカーがこれ、「EV-STER」。
今年初めに開発を公表した次期ビートのデザインコンセプトと言われています。

初代ビートは軽自動車として発売され、現在でも中古市場では人気のモデルです。
専用オーディオを始めとした専用純正アクセサリーも、メーカーから新規に発売されるくらい。
このビートが復活する可能性が高まっています。
ただし、このモデルをホンダはビートとの関連で言葉を濁しています。

そのボディの大きさは、軽規格にも小型車にも対応できるような大きさで設計されているそうです。
これは、軽規格の優遇税制が今後どう変わるかが不透明であることを表わしています。
世界で売るためには、日本の軽ガラパゴス規格に縛られたくないのに対して、優遇税制が続くのであればその規格内に納める必要があります。
メーカーとしてみれば、どっちかハッキリしてくれよ…というところではないでしょうかね。

昔、こんな形の小型バイク「モトコンポ」ってありましたね。
それの電動バイクVerで「MOTOR COMPO」と、車椅子のようなのが「TOWMMAKER」。

モトコンポは、その可愛らしさから今でもオークションでは人気があるみたいです。
販売当時は人気が無く売れ残りが続出したものの、生産終了後に漫画『逮捕しちゃうぞ』で活躍したことからプレミアが付くほどの人気となります。

今、電動バイクとして発売されたら、売れるかなぁ…

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