ポルシェ マカン リーフレット

ポルシェ

ポルシェ・マカンのリーフレットプレゼントに申し込むと届くカタログは・・・

2016年5月9日

PCへカタログをもらいに行きにくい雰囲気

ポルシェ マカン リーフレット

たまにポルシェの新型車が発表されたのを知り、ポルシェディーラーに展示されたのを確認しますと見に行くのですが、やはりショールーム内がいつも閑散としていることからどうしても入りにくい雰囲気があります。

また、新型車を見ながらカタログをもらおうとしましても、見積もりを取るところまで行かなければ「カタログはありません」と塩対応で断られてしまいます。

見積もりを取るのにはセールスマンに相当な時間を消費させますから、買うかどうか判らないのにそういった時間を使わせるのは気が引けてしまいます。

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そのような中で、GW中にポルシェの公式サイトで「マカンのリーフレットプレゼント」という企画がありましたので申し込んでみました。カタログが届くのだと思い、個人情報を入力・・・それが今日、郵便で届きました。

開けて、ビックリ!?
いや、予想通りと言うべきでしょうか。

ポルシェ マカン カタログ

薄い本です(笑)。

個人情報を提供したのですから、本カタログくらいください・・・とも思ったのですけれども。まぁ、まだ見込み客では無い購入するかどうか判らない人に、1冊1,500円とも2,000円とも言われる高価なハードカバーの本カタログはあげられない、というところなのでしょう。

この自動車のカタログというのは、メーカーや輸入インポーターが販促のために用意をしてくれると思いきや、販売ディーラーが購入して欲しい人に無料で配っているのです。

この薄いカタログといえども、制作費用は300円か500円ほどすると言われています。そこへ郵送費用などを加えますと、1人あたり1,000円程度のコストがかかっているということになり、総額ではかなりの金額がこの企画に費やされているのでは無いでしょうか。

その応募人数を考えますと、ポルシェではこれまでポルシェに興味を示してこなかった人たちに対して、マカンの拡販を狙っていることが判ります。

トヨタなどは、お台場のメガウェブでカタログの販売を試していたみたいですが、その後ディーラーへこの方式が普及していないことを考えますと、やはり有料では欲しがる人は少なかったのでは無いかと思われます。つまりは、トヨタのカタログ販売の実験は失敗であったと考えられるのでした。

ハードカバーの本カタログをもらうには

ポルシェ マカン ハードカバー本カタログ

やはりネットからの申し込みよりも、きちんと直接ディーラーへ行った方が、ちゃんとしたハードカバーの本カタログがもらえます

ただし、この場合も中古車などで見積もりを取ったりして、本気で購入を検討している姿勢が見えることが大切です。結局この時にはマカンの購入には至らなかったわけですが、結果として本カタログをもらうことができました。

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仮に今回は購入には至らなくても、興味を持っているということは見込み客であり、いつかは購入客となる可能性があるということです。そこを踏まえて、本カタログを渡すことは、無駄ではありません。

それでも最近では、本カタログは廃止の方向にありWebカタログが主流となりつつあります。昔のカタログはA4版縦のカタログが主流でしたが、最近ではブラウザで見やすいように横型のカタログとなっています。その横型がそのままネットに掲載され、次第にカタログ自体が配られないようになりつつあるようです。

メルセデス・ベンツのディーラーにおいても、セールスが「新車を買ってくださいよ」と言いつつも「カタログください」と言うと「ありません」と言われてしまいます。新車を売りたい見込み客に対してもそのような対応となることからも、カタログが廃止となりつつあることが判ります。

カタログで確認したいこともある

ポルシェマカン 中古車 赤内装

今回、詳細な本カタログが欲しかった理由としましては、2016年モデルでマカンの仕様がかなり変わっているようなのです。しかし、その変更点などがウェブカタログからは分かり難いのでした。

確かに、Webカタログでは動画なども見ることができて、実車がよりイメージしやすい作りとなってはいます。が、やはりオプションや装備などはカタログの文字が一番確認しやすいのでした。

ADAS(運転支援システム)で「エマージェンシーブレーキ」がマカンでは設定が無くオプションでも選べないなど、このあたりの安全装備に関してはやはりメルセデス・ベンツに一日の長があります。

ポルシェのブレーキはブレンボ製で、ブレーキ性能はずば抜けているのだから電子制御に頼る必要は無い・・・というのがポリシーとも言われてはいます。が、その割りには追随型クルコンとかレーンキーピングアシストとかがオプションで用意はされていたりはします。ただし、これらも購入者が選択をしなければ、装着はされないのがポルシェです。

VW/AUDIグループではあり、アウディQ5との部品共用も30%に及ぶわけですから、ADASの各システムをパッケージでそのまま流用することも可能なのではないかとは思います。

ポルシェAGの開発側が、VW/AUDIのシステムに対しての信頼性がまだ低く、ポルシェブランドに採用するには至らない、と考えているとも言われています。

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