ポルシェ911 タイプ964ターボ イエロー 黄色 中古

ポルシェ

空冷ポルシェ911の中古価格が大高騰964ターボ

2011年12月5日

急遽買い物が発生!お惣菜が値引きされるのはいつ?

ポルシェ911 タイプ964ターボ イエロー 黄色 中古

先ほど、夜9時過ぎに急遽明日までに必要な物ができたことから、車で近所のショッピングセンターへ買い物に出掛けてきました。さすがに今の時期は夜ともなりますと寒いので、エコのために自転車で行くのには心が折れます。

閉店間際の半額『ベン・トー』を買いに行ったわけではありません。ハーフプライス同好会ではありません、半額弁当を狙うためにはこの店舗ではもっと早い時間帯、19時台でなければダメだと思います。

ロープライスシールは、サラリーマンの帰宅時間帯を狙って貼られることから、このお店では19時台が適しています。しかも、値引シールが貼られますと、取り合いとなり早々に売り切れとなってしまいます。

実際のところ21時台では、お総菜コーナーはすでに空っぽで閉店に向けた片付けが始まっていました。

埼玉などもう少し郊外になりますと、この値引シールが貼られる時間帯も遅くなる傾向にあります。川口あたりのスーパーでは、値引きされるのは20時過ぎとか21時頃だということです。

閉店間際なのに、結構な人数の買い物客がいることに驚きます。皆さん仕事帰りで、この時間にしか買い物に来ることができなかったのでしょう。

そんな帰りが遅いサラリーマンのためには、このように平日夜遅くまでやっていてくれるお店は助かります。結果的に、自分の買い物は22時の閉店にギリギリ間に合いました。

最近は、夜遅くまで開いているスーパーが多くなっています。深夜営業は利益が出ているのかなと、心配にはなりますけれども。

初代から変わらないデザインとレイアウト

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そんな普通のショッピングセンターの駐車場に、珍しいポルシェ911が駐車していました。「964ターボ」と呼ばれている空冷ポルシェでしょうか。

コレクターズアイテムではなく、普通に日常の足として買い物に使われているところが古くてもポルシェです。

ポルシェ911は、1964年登場の初代「タイプ901」から基本デザインを変えずに、現在までその血統が途切れることなく続いていることが最大の特徴です。今のポルシェの各モデルは、この911の伝統を継承していることでポルシェたり得ていて、そのブランド力を形成しています。

この「タイプ964」は3代目ポルシェ911で1989年に登場、RR(リアエンジンリア駆動)+空冷水平対向6気筒エンジンの基本レイアウトは初代から踏襲、初代901と2代目のタイプ930に姿形は似ていますが85%の構成パーツが新設計されたモデルとなっています。

このように、フルモデルチェンジでも形は大きくは変わらない、だけれどもパーツはほぼ新規に開発というモデルチェンジを繰り返すのが、ポルシェ911という車でもあります。

全てのポルシェの基本にある911

ポルシェ911ターボS 赤

初代から現在に至るまで、ここまで基本の形が変わらない車も珍しくもあります。他に、このようなモデルは存在しません。少なからず、時代の変化や技術の進歩によって、同じ車名を名乗ってはいても車のデザインは大きく変わっていくものなのです。

にも関わらず、911はリアエンジン+リアドライブ(RR)のレイアウトは変えずに、エンジンも水平対向6気筒を堅持しています。現在世界中でこの水平対向6気筒を生産するのは、ポルシェとスバルの2社だけとなっています。

元々RRレイアウトは、性能が乏しかった時代の苦肉の策として採用されたものであり、時代が進み技術が向上するにつれて他のメーカーはFR(フロントエンジンリア駆動)からFF(フロントエンジンフロント駆動)へと移り変わり、デザインもそれにつれて相応に変わってきています。

実際にポルシェAGでは、時代の変化に対応したFR(フロントエンジンリア駆動)モデルの「924」「928」や「944」「968」といった市販モデルを開発して市場へ投入していますが、ポルシェ=911のイメージが強すぎていずれも経営的には失敗に終わっています。ですから、これらの後継モデルが存在していないのです。

それだけ911は、ポルシェを代表とするアイコンとなっているのでした。それを証明するように、ポルシェの車のキーは全て「911」の形をしています。

空冷ポルシェは大きな利回りが期待できる投機対象

2010年頃には、このタイプ964のカレラ2(ベーシックなモデル)の中古車が200~400万円程度でしたが、近年ではこれが爆上がりで2012年頃には500万、600万と上がり、700万、800万円と天井知らず、直近の2022年では1,500万円程度にまで値上がりをしています。

これは、昨今の日本車の80年代90年代のスポーツカーが爆値上がりしているのと同じ理由で、欧米や新興国の富裕層の間で古い車がブームとなっており、投機の対象となってしまっているためです。特に今のポルシェ911は水冷エンジンとなっており、この時代の空冷ポルシェは人気が高い傾向にあります。

この964ターボは、今中古車として出てくれば2,500万円とも3,000万円とも言われています。

今後も相場は上がり続けることが予想できます。というのも、時間が経てば良質な個体はどんどんと減っていくわけで、しかもこういった古い車を欲しがる富裕層は一定数存在します。

また、今後はガソリン車は減っていくことが予想されるため、さらに希少価値は上がっていくということになります。さらに10年後には1億円、というケースもあるかもしれません。

その時には、すでにガソリンが手に入るかどうかもわかりませんが。

BEVが主流で自宅で充電がスタンダード、ガソリンスタンドは近隣には無く、通販で4L缶を5,000円くらいで買ってこないとガソリン車は走れない、なんて世界になっているかもしれません。

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