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AUTOMOBILE COUNCIL 2017 -NSX-R-

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こちらは、ぐっと新しくなって2002年発売の「NSX-R」

I型では「タイプR」と呼ばれていたもの。
2001年のマイナーチェンジから、リトラクタブルライトがこの固定式ヘッドライトになります。
日本車では、このNSXが最後のリトラクタブルヘッドライトだったかと思います。

世界では、2004年のC5コルベットとカマロが最後のリトラクタブルです。
衝突安全基準の強化やコストダウン、昼間のヘッドライトオンの国があることなどから消えたリトラクタブルライトです。

16年間にもわたり生産されたNSX、すでに歴史の中のモデルになってしまっているのですね。
ビンテージカーやヒストリックカーと呼ぶには古くない、でもそれなりに古く25年超えの車のことを「ヘリテージカー」と呼ぶのだそうです。
(そのように呼ぶことの啓蒙活動中)

「heritage」=代々受け継いで行くもの、遺産

そう、20年前後というのは故障が増え、メーカーから補修部品が出て来なくなり、壊れたら廃車へ一直線となる世代。
ましてや大衆車であればその資産価値は無いに等しく、売れて大量生産されたモデルほど潰されていきます。

資産価値は無くとも、工業遺産として歴史的な価値はあるので、意識して継承していかないと産業遺産としては残らない時期でもあります。
増税して所有者の負担を増やすということは、この将来への遺産をスクラップへと追いやっていることと同義であり、欧米人からは笑われる愚策なのです。

海外から見れば、これらバブル期以前の日本車は羨望の的であり、その潜在的な価値はいかほどになるのかが、お上は解っていない。

今、世界ではビンテージカーへの投資が増えているのです。
これは、バブル崩壊やリーマンショックなどが起きても、古い車の価値は株式のように大きくは下がらない、紙くずにはならないことから比較的安全な投機の対象にもなっています。

高度経済成長期の日本車がこの対象になってきており、価格も上がっています。
バブル期以降のモデルも、これからこの対象になるわけです。

工業製品を輸出する、観光客を呼び込むだけが資産を増やす方法では無い、ということです。

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