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SLS AMG「E-CELL」公開

ダイムラーが黄色い「SLS AMG E-CELL」のプロトタイプを公開。
かねてより噂にあり、昨年のフランクフルトで正式にその存在が公表された、2013年に発売予定のEVスーパーカーです。
 
外観から判るのは、サイドに「E-CELL」のバッジとエキゾーストが無い点。
そりゃぁ、マフラーは不要ですものね。
AMG独特の2本出しが無いというのも、何か違和感があります。
 
さすがというか当たり前の事ながらエンジン音と排気音が無く、モーターの「キ~ン」という音と共に加速していく姿は電気自動車です。
動力性能はガソリン車にも引けを取らない様子で、これもAMGを名乗るからには超一流は当たり前。
 
問題は、
 
1. 航続距離
三菱・IMIEVはカタログ値160kmとなっていますが、実質80km程度しか持たない。
今後登場してくる日産・リーフも航続距離は160kmとなっていますし、BMWの小型EVも160kmとなっています。
EVの航続距離はこのあたりが主流となるのでしょうけれども、果たしてSLS AMGは?
このモデルの元になっているテスラロードスターは400kmの航続距離を誇りますが、さて実際にはどうなんでしょう。
 
2. 電池の寿命
ケータイのLi-ion電池や、ノートPCの電池も1~2年程度使っていると持ち時間が短くなってきます。
これらを新品に交換する場合でも、本体価格に比べたら結構な金額がかかるのですが、自動車の電池ともなると…しかも2,000万円オーバーの車両価格です。
5~6年おきに電池交換だけで500万円、とかはちょっとシビレます。
それならエゴと言われようが、6.2Lの税金割増しで排気ガス出した方がいいです。
 
このあたりは日産と技術提携をしていますから、どのような形で生かされていくのかが興味があります。
 

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