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ベンツCLC

北京モーターショーで初公開されたメルセデスベンツ「Concept Style Coupe」。

確か、東京モーターショー2011でダイムラーにワールドプレミアは無かったよね…
そこは、日本と中国の市場の重要度の違い、ということでしょうか。

さて、この「Concept Style Coupe」は従来より「ベビィCLS」と呼ばれてスクープされてきたモデル。
最近では"CLC"とか"CLA"と呼ばれています。

"C"で始まるからCクラスのシャーシがベースかと思いきや、新型Aクラスのシャーシがベース。
公開された透視図などからも、エンジンが横置きであることが判ります。

ここで「CLC」と言えば、思い出されるのが、以前ラインナップされていた「Cクラススポーツクーペ」。
このモデルはCクラスが現行W204へモデルチェンジした際に独立、本国では"CLCクラス"として存在しています。
ここで、日本では売れていなかったためにカタログ落ちしました。

この"CLC"はフェイスチェンジは受けたものの、ベースは先代W203のシャーシで変わっていません。
そして昨年、Cクラスクーペの登場でその役目を終えて消滅しています。

この"CLC"を継承するのではないかとも見られているわけです。
そのまんま、CLSの弟分で4ドアクーペですから。

フロントは新型Aクラス、リアコンビランプはCLSでテールの雰囲気はSLS、全体のシルエットはCLS…
といったとこでしょうか。

実車のテスト風景、Cピラーの傾斜などがキツくてコンセプトとソックリなのが判ります。
今後のベンツの顔って、次期Eクラスなどを見てもこのハ虫類顔なんですよね。

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