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マイバッハ57S クーペ

マイバッハにクーペが出てくるようです。
ある意味、究極のラグジュアリークーペだな。

とはいっても、これはダイムラーが生産するのではなく、「Xenatec's」というコーチビルダーが生産するもの。
ただしダイムラー公認で、マイバッハの正規ルートを通じて販売されるようです。
保証は4年間が付くそうなので、安心です。

このクラスで、保証ウンヌンを言う車なのか?

ノーマルのマイバッハ57Sと同じツインターボV12で603馬力。
まぁ、この車でテールを滑らせるような運転をする人はいないでしょうけれども…

というか、そういう運転はしちゃダメです。

でも、マイバッハって運転手つきで乗るものでドライバーズカーではないのに対して、普通クーペはドライバーズカーなのでそのイメージのギャップをどうするのでしょうか?

クーペなのに後部座席が電動シートになってるぅ~!
後席専用の空調やTVが付いているのも、なんか意味不明でチグハグな気がします。

この「無駄」が贅沢の象徴なのでしょうけれども。

価格は税金を含まないスッピンの状態で €675,000 ($923,440)。
現在は円高ユーロ安なので、日本円にすると7,695万円。
日本のマイバッハディーラーで扱うかどうかは判りませんが、億の声が聞こえる価格になることは間違いなさそうです。
8,000万円~9,000万円台かな?

どんな人が買うんだろう?
ちなみに、日本でマイバッハは登場以来の8年間で150台が売れているそうです。
このクーペは、日本国内で何台が売れるのでしょうか。
迫力満点でマイバッハのファミリーであることを主張するフロントマスクですが、以前に発表されたエクセレロの方が格好はイイかな。

マイバッハは赤字を抱えているとされ、ダイムラーにとってもお荷物となっているようです。
このため中国メーカーへの身売りも噂されているのですが…
果たしてこのクーペが起爆剤となって、販売数を上げることができますでしょうか。

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