自動車関連の昨日からのニュースは北米自動車ショー「デトロイトショー」一色ですが、一般ニュースでも取り上げられているように、小型車やハイブリッドに電気自動車が主役となっています。
このアウディのEVスーパーカー「E-Tron」は、9月のフランクフルトショーではR8をデザインベースとしていましたが、12月のサンフランシスコを経て3回目となるデトロイトではより市販に近いバージョンの形を発表しています。
(東京モーターショーには来なかった…!)
(東京モーターショーには来なかった…!)
R8よりも一回り小さくコンパクトなボディで、シャーシはガヤルドと同じくアウディ・スペース・フレーム(ASF)技術で構成され、アルミとカーボン繊維を多用してその重量は1,350kgとのこと。
前後重量配分は40:60、2つのモーターでリアのみをドライブし、その重量は後輪車軸上にあります。
前後重量配分は40:60、2つのモーターでリアのみをドライブし、その重量は後輪車軸上にあります。
この実車の方は、フロントエンジンに見えますけどね…
FRっぽく見えるのは、ノーズがR8ほどに低くはないせいでしょうか?
デザインスケッチでは格好よく見えるのですが、実車ではちょっとイマイチ。
Cピラー回りなどはマセラッティあたりに似て無くもないですが、やはりちょっと「魅力的な後ろ姿」とは言い難い!?
0-100km/h加速は5.9秒、フランクフルトのモデルの4.8秒からは少し遅くなってます。
これも、より市販車に近いセッティングになっていると思われます。
最高速は200km/hで航続距離は250kmというデータが発表になっています。
これも、より市販車に近いセッティングになっていると思われます。
最高速は200km/hで航続距離は250kmというデータが発表になっています。
市販Verの発表時期は2012年、アウディではR8の弟分で「R4」のネームになるのが有力と見られています。
同時に3.5Lのガソリンエンジンも用意されるようです。
ボクスターにEVが存在するかどうかは不明で、ガソリンエンジンの兄弟車はフォルクスワーゲンにも存在します。
このあたり、2012年春にも発表されると見られている次期スープラ、兄弟車のレクサスではハイブリッドスポーツになると見られていますから、価格が競合することになるのでしょうね。
その他のE-Tronの公開写真、及びスケッチ
2010 Detroit Auto Show: Audi Unveils New E-Tron Concept