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E350ブルーテック

ベンツEクラスのセダンとワゴンに「BlueTECディーゼル」が追加です。
今回は、ワゴンにもディーゼルモデルが用意されたのが先代のW211と違うところ。

「E350 ブルーテック アバンギャルド」は、モデル名が「350」ですがエンジンは3.0Lのコモンレール式のディーゼルターボとなります。
ターボで加給するため、3.5L並のパワーという最近のEU車では主流になりつつある意味です。

このディーゼルモデルは減税対象車でもあります。

■車両型式 LDA-212224C
■低排出ガス車認定(平成17年基準) ─
■平成22年度燃費基準達成車 ─
■平成17年度燃費基準達成車 +20%達成
■自動車グリーン税制優遇処置 対象外
■環境対応車普及促進税制 有(免除)

自動車取得税、重量税が100%免税となり、購入補助金の対象ですので、費用総額は最大約68万円安くなる計算となります。
まぁ、1,000万円近い車両価格ですから、このクラスを購入する客層ならオプションで消えてしまうような金額ではありますけれども。

パワーこそ211馬力と普通ですが、その発生回転数は常用域の3400rpmで最大パワーを発揮します。
また圧巻はそのトルクであり、55kg・mとAMGもビックリのトルクをこれまた2400rpm付近で発生します。
これでカタログ燃費が13.4km/Lですから、常用燃費も11km/L台は確実に出ます。
高速燃費は確実に14km/L以上出ますね。

2t近い車重でこの燃費は、ディーゼルとはいえスゴイ数字です。
常用域以上のフワワキロも簡単に出ますし、走行も安定していますから最強ワゴンの1台ではないでしょうか。
今回は価格も戦略的に抑えられていますので、ベストバイでもあります。

この350のBlueTECエンジン、フェイスリフト後のRクラスでもラインナップしてくれないかしら?
同じく2t超のSUVでは最適だと思うんだけどな。

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