45th東京モーターショウ2017、「TOYOTA CONCEPT-愛i」です。
自分の車を「愛車」と呼ぶことから、車は家族の一員…という考え方。
何年か前の東モから、車とコミュニケーションを取ることが言われて来ましたけれども、いよいよ車に付帯する付加価値が無くなってきたようで、「会話する」ことが購入目的となってくるようです。
何年か前の東モから、車とコミュニケーションを取ることが言われて来ましたけれども、いよいよ車に付帯する付加価値が無くなってきたようで、「会話する」ことが購入目的となってくるようです。
昔から、「マシンと対話する」とは言われて来ましたけれども。
ただし、これもデモを見た限りでは、すでに「Amazon Echo」「Google Home」「LINE Clove WAVE」などの海外勢が製品化して市販を始めていることを考えると、明らかに遅いと言わざるを得ません。
appleのSiriだって、ある程度の会話は出来るし。
車が会話を始めたところで、スマホはもうやってるじゃんとなるのがオチ。
車が会話を始めたところで、スマホはもうやってるじゃんとなるのがオチ。
まだ不完全ながらも、製品化して市場実験を重ねてデータを取る…というこのやり方は、すでにトヨタは初代プリウスで学んでいるはず。
そして、その先行者利益の大きさも重要さも知っているはずなのです。
そして、その先行者利益の大きさも重要さも知っているはずなのです。
おそらくは、規制とかがあるのでしょうけれども。
appleもGoogleも、テスラのように自動運転の車体を自ら作ろうとは考えていません。
(テスラは元々、ノートPCのバッテリー制御プログラムを開発していた会社です)
そのネットワーク上に、自分たちのスタンダード(iOSやAndroid)を組み込もうとしているのです。
そうすることで、そこに繋がった全てのデバイスから、課金を得ることが可能になるからです。
そうなると自動車メーカーは、今のスマホのように巨額の投資を続けながら、ただ箱だけを作り続けることになるというわけさね。
そうなると自動車メーカーは、今のスマホのように巨額の投資を続けながら、ただ箱だけを作り続けることになるというわけさね。