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CEATEC2015 自動洗濯物折りたたみロボット

今回のCEATEC2015で、最大の目玉はコレ!

全自動洗濯物折り畳み機「laundroid」(ランドロイド)です。
主婦の悩みの一つ、洗濯物を畳んでくれるロボットです。

かつて、全自動洗濯機や電気掃除機、炊飯器の登場が主婦の家事労働を大幅に軽減し、女性の社会進出に大きく貢献した事実。
洗濯は、今では全自動で乾燥までをやってくれますが、折り畳んでしまうのは人の手でしなければなりません。

これを、ロボットがやってくれるという「家電」がいよいよ登場です。
これまでTシャツだけとか、Yシャツだけを専用で畳んでくれる"業務用"のロボットはありましたが、洋服を選ばず畳んでくれる家庭用…これは、不可能だと言われて来た分野なのです。

主婦が洗濯物を畳んでいる時間、一生のうちで1年分にも相当するらしい…

中央のライトで光っている部分だけがロボットで、他はクローゼットになっています。
Panasonicが乾燥機と合わせて商品化を予定、ダイワハウスが住宅に組み込んだ商品を発売する予定となっています。

これで共働き夫婦などは、仕事から帰ってきたら洗濯物は乾燥されて折り畳まれている、と言うことになるわけですね。

かつての日本の家電メーカーは、生活スタイルを一変させる商品を開発して、世界をリードしてきたものです。
SONYの「タイムシフト」でTVを見る時間を移動させたVTRや、外で音楽を聴く生活スタイルを生み出したウォークマン。

今の日本の家電メーカーからは、この"イノベーション"が消えています。
4Kや8Kテレビは確かにスゴイのですが既存の延長線上であり、生活スタイルを根本から覆すには至らないのです。

単なる技術の昇華では、いつかは後発に追い付かれます。
今の時代、デジタル化によりコピーは簡単なのですから。

あちこちのTVニュースでも取り上げられているだけに注目度も非常に高く、ドローンよりも8Kテレビよりも人が集まり、一番混雑しているブースでもありました。

最初は100万円以上と高価でしょうけれども、一般が買える金額にまで落ちてくるのは早そうな気がします。

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