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東京オペラシティ

新国立劇場と東京オペラシティのある初台交差点です。

首都高速が複雑に絡み合っています。
奥から手前へ直進しているのは中央高速から入ってくる4号新宿線、大きく左右にカーブしているのはそこから中央環状線の山手トンネルに入る立体交差です。

ビルとビルの合間、道路の上の限られたスペースの中でよくこれだけのものが造れるなぁと感心すらします。

そろそろ、中央環状品川線が大井JCTまで開通するんじゃないかな?
と思っていたら、開通が当初計画から1年遅れたのですね。
平成25年度末、来年の3月開通だと思っていたら、1年遅れの平成26年度末予定になっています。

これは、東京の地下水の水位が上がっていることによるものだそうです。

高度経済成長期に工場などが地下水を大量に汲み上げたために、都内はあちこちで地盤沈下を起こします。
これにより地下水の汲み上げが規制され、その結果今度は溢れているのだそうな…

このために、地下トンネルの掘削で大量の湧き水が出てその対策のために山手トンネルの全線開通が遅れることとなったようです。

東京駅とか、この地下水のせいで浮いて来ちゃうのだそうな…
これを抑えるためにアンカーボルトで固定したり、重しを乗せたりしているみたいです。
東京の地下鉄も、漏水や腐食が進んでいて対策が大変みたい。

東京という都市は、言ってみれば関東ローム層という豆腐の上に造られたような都市なんですね。
地下水が溢れ出てると言うことは、地震が来れば液状化で家が傾く可能性があるってこと?

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