若い人が実車に集まる新型Aクラス
東京オートサロン2019のメルセデス・ベンツ、今話題の「Hi, Mercedes!」で始まる新型Aクラスです。
BMWのMとかアウディは出展していないのですが、メルセデス・ベンツはオートサロンには積極的でかなり大きなスペースを確保しています。毎年、主にAMGを展示しているのですが、今回は新型Aクラスを展示しており注目が集まっていました。
12月末に日本国内発売になったとはいえ、ディーラーでもなかなか見ることができません。新型Aクラスの展示車はいつ頃ディーラーへ来るのかを馴染みの営業サンに聞いたところ、5月以降かなぁ…とのことでした。
顧客への納車を優先するため、ディーラーの展示車すらも後回しになっているそうです。
そんな理由から、こういったイベントでもなければ近くで触れられる機会が無いのでした。このため、かなり若い人たちが集まっており、人気の一端を見ることが出来ました。
東京モーターショーで、発表されたばかりの新型クラウンの展示車に白髪のオジ様達が群がっていたのとは対称的な光景です。この新型Aクラスの様子に、トヨタは羨ましいのではないでしょうか。
CLS?違いますAMG-GTの4ドア新型です
最初、この4ドアクーペはずっとCLS AMGだと思っていました。それだけ似ているということで、おそらくはベンツの車種を知らない人は区別が付かないと思います。
AMG GTの4ドアなんですよ、専用設計なんですよ、きっと2000万円近くするのです。日本国内、初お披露目だと思うのですが。
見たまんま、ポルシェ・パナメーラをライバルとして開発されております。2ドアクーペの方は営業サンがはっきりと、911の顧客をターゲットとしています、と断言していました。
もしかしましたら今後、パナメーラ・スポーツツーリスモに相当するワゴンタイプのシューティングブレークも発売されるかもしれません。CLSのシューティングブレークは販売台数が少なく廃止となりましたが、利益率が高いAMG-GTであれば販売台数が少なくてもアリかもしれません。
ポルシェは、素ッピンの状態ではほとんど何も装備が付いていないのです。対してベンツ、それもAMGともなれば基本価格で安全装備や快適装備はフル装備標準で付いており、他にオプションを選ぶ必要が無いのでした。
たぶん、ベンツオーナーとポルシェオーナーでは、そこんところの選択基準が違うのではないかと思うのです。1個1個オプションを付けていくのが面倒くさい、最初から標準装備で他はセットオプションを好むのがベンツオーナー。ポルシェは、その1個1個のオプションを選ぶのを楽しむというオーダーのやり方です。
ポイント