2020東京オリンピックへ向けて大きく変わる東京の道路
このトンネルも、開通後初めての走行です。東京港トンネルの西行き。
お台場から大井を繋ぐトンネルで、この間を移動するにはこれまでは東京ゲートブリッジの方へ回り、中央防波堤から城南島へトンネルで抜けるしかありませんでした。地図で見ても、結構な遠回りでもありました。
ちょうど、この部分です。
R357は船橋や浦安の方から湾岸線に沿って来ると、首都高はそのままトンネルで羽田へ行けるのに対して、一般道はここお台場で無情にも切られていたのです。何で首都高のトンネルを作る時に、一緒に作らなかったかな?と、常日頃から思っていたのでした。
このため、お台場や有明はレインボウブリッジがあるにもかかわらず、「陸の孤島」と呼ばれていたのでした。アクセスが、非常に悪い!それが、2020年東京オリンピックへ向けて、急速に道路が整備されつつあります。
このトンネルにより、台場から羽田空港への移動時間が30分から15分へと短縮され、周辺道路の渋滞が最大渋滞長4割減と激減したそうです。
近隣には、ヤマト運輸や佐川急便などの物流業者のターミナルが多くありますが、「時間が節約された」との声が上がっているそうです。
お台場近隣では他にも複数の新規道路が開通予定
築地市場が豊洲へ移転しますと、虎ノ門ヒルズからの通称「マッカーサー道路」が真っ直ぐ豊洲へと繋がります。これにより東京都心部と台場・有明地区とは道路の選択肢がかなり増えることになります。
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マッカーサー道路、環状2号線ビルの下を通る築地虎ノ門トンネル
初めてココ、虎ノ門トンネルを通ってみました。 汐留の所で行き止まりのため、なかなかここを通る機会が今までありませんでした ...
東京港トンネルの東行き、大井から台場方面は平成30年度(2019年3月?)に開通とのことです。これも、羽田から有明へのルートになりますから、ビッグサイトのメディアセンターと羽田とを繋ぐ重要な道路になります。
これだけ真っ直ぐで信号も無く、走り易い道路ですから、うっかりスピードも出やすいはずです。当然ながら東京ゲートブリッジの方と同じく、白バイや覆面パトカーのスピード違反の取締りは警戒すべきでしょう。オービスの設置も、時間の問題であると考えます。