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東京オートサロン2015 -carlsson-

今年のカールソンは2台を出品、CLSシューティングブレークと新型Sクラスです。

チョコチョコと、最近では頻繁にこのCLSシューティングブレークは見かけるようになっています。
何でEワゴンで無く、ソレを買ったんだろう?と思うこともありますが、"格好いいから"という理由でしょうね。

これを見ると、ちょっとシューティングブレークもいいかなって思ってしまうのですけれども、CLSってボディの大きさのワリには中が狭い(圧迫感がある)のですよね。
ワゴンとしても荷室が中途半端なので、Eワゴンの使い勝手にはかないません。

まぁ、コレを言っているうちはCLSシューティングブレークを買う資格は無いわけなんですが…(汗)
「ベンツ=実用車」という従来の評価指標で考えてしまうと、CLSのコンセプトって受け入れがたいのであります。

クーペスタイルがいいのなら、2ドアクーペでいいじゃん…と思ってしまいます。
エマージェンシーのための4枚ドアなんて邪道じゃん、それこそ思い切りが悪いと。

今回、カールソンのスタッフに古いエアロの修復について聞いてみました。
以前から、聞いてみようと思っていたのですが。

「カールソン CM60」のエアロ、すでに18年前のエアロになります。
当時はまだカールソン・ジャパンは設立されて無く、池上コーポレーションが総輸入代理店だったのかな。
知名度もブラバスやロリンザーほどにメジャーじゃなかった。

話をすると、まず「CM60」というモデルを20代とおぼしきスタッフは知らなかったっぽい。
キョトンと「ソレ何?」的な顔をしていました。
黒スーツでビシッとキメてはいましたが、見てくれだけで自社製品を知らないってのはどうなのよ!?という感じではありますが。

話の中で、ウレタン製かFRP製なのかをまずは知らなかった。
この時代のカールソンは、ウレタン製だよ…!
オマケに取り付け精度もメチャクチャ低かった。

結論は、街の板金屋で修理してくれって、、、
古い過去の製品って、おそらくはメーカーも既に保有していないことからも、貴重なサンプルなんですけどね。
経年劣化とか修復方法をサンプリングする意味では、生きた教材でもあり今後の製品へのフィードバックも出来るはずだと思ったのですが。

20代の若造に、一蹴に付されてしまいました。
別に、補修部品が出て来るかどうかを期待しているわけでは無いんだけども。
役員クラスなら、もっと違う対応になっていたかもしれませんが。

オートサロンに出展するのって、広告宣伝の他に直接のユーザーからの情報収集という意味も大きくあると思うのだけども。
それが全く機能していない、さらには費用をかけている意味が半減していると思うのでありました。

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