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東京オートサロン2015 -KEN OKUYAMA-

「KEN OKUYAMA DESIGN」、日本の工業デザイナー"奥山清行"氏。

言わずと知れた、フェラーリをイタリア人以外で唯一デザインした男。
エンツェオ・フェラーリ、マセラティ・クワトロポルテなどをデザインしたことでも有名です。
現在のフェラーリ、458イタリアやF12ベルリネッタでは、奥山氏が直接は関わっていないものの、この時のデザインを継承していると言われています。

結構、広いブースを構えていたことからも、その勢いを感じさせます。
「code7」「kode9」などはすでに東京モータショーでも公開されている物なのでサラッと、今回の目玉は「Alfa Romeo×KEN OKUYAMA」のコラボレーションモデル「ジュリエッタ」。

コンパニオンが一人もいなくても、人が集められるそのデザイン力はさすがです。
「ジュリエッタ」、一応は女性名で魅力的なボディラインですけども…

いつも思うのですケドも、何で日本車にこういうデザインの車が生まれないのかな?と。
日本人デザイナーが、アウディやBMWといった世界の自動車メーカーで活躍しているのに対して。

ところで、マツダ・ロードスターの兄弟車としてフィアットに供給されるモデルは、どんなデザインになるのでしょうね?
アルファロメオにはならないと言うことなので、フィアットブランドでのバルケッタになるみたいです。

以前、ピアッツァやアリストなどがジウジアーロへデザイン依頼をしていたことからも、KEN OKUYAMAへカーデザインを依頼してほぼそのままのスタイルで生産する勇気ある日本メーカーは出て来ないのかな?

オーリスとか、どうせ売れないのだから次期型でやっても面白いんじゃないかと思う。
伸るか反るかの大博打!

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