ニコニコ超会議2019 痛車 日産ノート ラブライブ!サンシャイン!!

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ニコニコ超会議2019 -痛車 日産ノート ラブライブ!サンシャイン

2019年5月17日

ニコニコ超会議2019 痛車 日産ノート ラブライブ!サンシャイン!!
日産ノート(E12型 2代目)
ラブライブ!サンシャイン!!(渡辺 曜、高海 千歌、黒澤 ルビィ)

日産ノートは女性の開発責任者

ノートは、女性の開発責任者が担当した日本初のモデルだそうです。

軽自動車やコンパクトカーなど、購入の主導権を握っているのが奥さん=女性ということが多いことは、世間のオトーサン諸兄は今さら言うまでも無くよくご存じであることでしょう。女性中心の開発チームになることは以前からもよくあることですが、開発責任者が女性というのは、このノートが日本では初めてだということです。

日産はゴーン時代に役員の女性比率を海外並みに引き上げようと、いろいろやっていた会社でもあります。
常務執行役員の星野朝子氏や、元女性レーシングドライバーで社外取締役の井原慶子氏など、女性の登用を積極的に行っていた会社です。

ただし、このあたりもゴーン体制が終了した後、どのようになるのかは不透明です。昔ながらの日本人役員が、戻ってくるのでしょうか。

ノートe-powerで年間販売台数1位と健闘

2012年に発売されている2代目の現行型は、すでに登場から7年以上が経過しており、本来であれば5~6年のフルモデルチェンジの時期を迎えてもおかしくない時期でもあります。

そんな末期モデル(新型の噂は聞こえてきません)とも言える状況で、競合するトヨタのプリウスやアクア、ホンダのフィットなどを抑えて2018年度は年間販売台数1位の座を獲得しています。これは、「ノートe-POWER」が追加されてから顕著になった傾向です。

それだけ、車選びの際には電気自動車を望む人が潜在的に多いという証明でもあり、逆に既存の完全EVでは航続距離に不満があるということを指しているわけです。

ただし、この状況に日産販売店も喜んでいられるわけは無く、「ノート」と「セレナ」のe-POWERしか売れていないとも言える状況にあります。これには、ユーザーを含め各方面から日産は日本市場軽視との意見が噴出しています。

また、報道によれば自社登録がかなりある模様で、今回の販売台数1位という数字は2位「アクア」との差が3861台/年間であり、これを逃げ切るためにかなりの台数を自社登録したと見られます。この自社登録車は、短期間の試乗車や車検の代車として使用された後に中古車市場へと流れます。

当然、中古車市場へ大量に流れ出れば供給過剰となり中古車相場は暴落、既存のノートユーザーが乗り換える時の下取りも大きく下がるというわけです。自社登録は諸刃の剣、度が過ぎれば既存ユーザーへの背信行為にもなってしまいます。

そうやって勝ち取った「年間販売台数1位」というキーワードは、4月以降の新車販売のセールストークとして使われることになるわけです。

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ノートe-Powerはあり合わせの材料を組み合わせ偶然に誕生

「ノートe-Power」は、100%電気モーターのみで走る完全電気自動車ですが、エンジンを搭載しておりハイブリッド(シリーズハイブリッド方式)の仲間になります。ただし、エンジンは走行用には使われず、電池容量が減ったときの発電用のみとして作動します。

これを、「レンジエクステンダーEV」と呼び、同じようなシステムを持つ車種には「BMW i3」があります。他のハイブリッドモデルでは、エンジン出力をモーターと合算して走行用にも使用することから、このレンジエクステンダーEVはBMWと日産だけとなります。日産とアライアンスを組むルノーにも、e-Powerを搭載するモデルはありません。

実はこの「ノートe-Power」は、エンジニアの「部活動」と称する非公式な活動により、ノートのボディにリーフのシステムを搭載していた、いわゆる趣味の開発車両としてスタートしていました。これが役員の目に止まり大抜擢、正規のプロジェクトとして格上げされたものです。

このe-Power、今後日産は5車種へ拡大すると発表しています。考えられるのが、同じコンポーネンツを流用しているマーチ系で「ジューク」「エクストレイル」「キューブ」が最有力となります。またEUへの投入も宣言していることから、「マーチ/マイクラ」「シルフィー」が考えられるのでした。

さらには、アライアンスを組む三菱自へも投入されると言われており、RVRに搭載されると見られています。

e-Powerは、ハイブリッドで出遅れ日本国内市場で売るタマが無かった日産に、ラッキーヒットをもたらしたのでした。

ラブライブ!サンシャイン

『ラブライブ!サンシャイン』は、大ヒットしたオリジナルアニメ『ラブライブ!』の数年後という設定の2作目となります。1作目と同じく、少子化による生徒数減少による廃校を阻止するためスクールアイドルをやる、という内容です。

同じ時系列にあることから、1作目の設定を継承し同じ「聖地」などが登場して来ますが、1作目とは繋がりが一切ありません。

スクールアイドル「Aqours」(アクア)を結成するのは各学年から3名ずつの計9名、様々な困難に阻まれながら少しずつそれぞれが大人へと成長していきます。

「わ」ナンバーでレンタカーを借りているのですから、どうせなら「ノート」でなく「アクア」にすればシャレも効いていたのでは?!

描かれているのは左から、渡辺 曜(高校2年)、高海 千歌(高校2年)、黒澤 ルビィ(高校1年)の3名になります。特別、何かのユニットを組んでいるとかではないため、大勢の中から自分が好きなキャラクターを推す・・・というのが最近のアイドルです。

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