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ニコニコ超会議2019 -自衛隊「16式機動戦闘車」

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ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

自衛隊16式機動戦闘車(本物)がやってきた!

毎年、ニコニコ超会議では自衛隊が機密バリバリの装備品を展示することで人気があるのですが、今年2019年は本物の「16式機動戦闘車」が展示されていました。

本来、ここには最新鋭で配備が始まったばかりの「F-35A」の実物大模型(モックアップ)が展示されるはずでしたが、こちらは諸般の事情によりキャンセルとなりました。やはり、直前に墜落して行方不明になっていることが影響しているのでしょうか?
とはいえ、この「16式機動戦闘車」も負けず劣らずの最新鋭であります。

展示された16式機動戦闘車は、駒門駐屯地(静岡県御殿場市)に所在する機甲教育連隊・機動戦闘車中隊の車両です。機甲教育連隊はその名の通り、機甲科隊員の教育に当たります。"御殿場市"からも判るとおり、毎年8月に実施される「総合火力演習」では中核となる部隊です。

2016年から配備を開始したことから16式、「Type 16 mobile combat vehicle」で「16MCV」と呼ばれます。

ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

世界の軍隊のトレンドになる装輪戦車

現代戦において、足が遅く燃費が悪い戦車は時代遅れとなりつつあります。何といっても戦車は重すぎることから、一般道路をそのままでは移動できないのです。(橋が渡れない)

東西冷戦の時代には攻めてくる敵は決まっていましたので、その方向へ戦車部隊を配置すればよかったのです。守りが動く必要はありませんでした。
ところが冷戦が崩れると、想定される敵は1つでは無くなります。つまりは、どこから攻めてくるかが判らないのです。

このため、自衛隊では最新鋭の10式戦車を開発して配備してきました。この10式戦車の最大の特徴はその前の90式に比べて軽いこと(軽いとはいっても50t)、装甲と砲塔を分解すればトラックに乗せて高速道路を使って日本全国に移動ができるのです。

ですが、敵に攻められている有事にいちいち分解して運んで現地で組み立てて・・・なんて悠長なことをやっていられません。
装甲車やトラックで兵員は現地へ先に到着しますが、やはり戦車の守り無しでは全滅してしまいます。(歩兵は戦車の影に隠れて攻撃を避けながら進軍します)

そこで考案されたのが、足の速い装甲車の上に戦車の砲塔を乗せてしまおう、というのがこの「装輪戦車」です。装甲車の高い走破性と、戦車の攻撃力を併せ持つ車両ということで、戦車に準じる攻撃力を持ち世界中で軽戦車に変わる存在になっています。

ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

さらには、約26tと戦車の半分の重量で軽いことから護衛艦に載せて離島へ運んだり、C-2輸送機にも載せて空輸することができ、普通科部隊の支援として最も早く現地へ駆けつけることができます。何と言っても、自走で100km/hの速度を出すことができるのが一番大きなメリットです。

この速度と引き換えに失うのが防御力で、装甲は機関砲程度を防ぐのみのようです。(このあたりが軍事機密)
フル規格の戦車砲を備えているとはいえ、敵戦車とガチでやり合うことは考えられていないようで、主に想定している敵は昨今の世界情勢からテロやゲリラだと言われています。

ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

ニコニコ超会議2019 自衛隊 16式機動戦闘車

一般道を走る16式機動戦闘車、料金所も無事通過

今回、ニコニコ超会議の会場である幕張メッセへ搬入される「16式機動戦闘車」の一般道を走る様子が捉えられています。

車線幅いっぱいではあるものの、他の乗用車と同じ速度で一般道を走行出来ることを示しています。また、高速道路から出てくるところもあり、料金所も通過できることが判ります。

ちゃんと左折ウィンカーを出しながら左へ曲がっていくのは、面白いところです。

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