東京オートサロン2019、ダイハツ「コペン・クーペ」です。
丸目の「コペン セロ」がベースの200台限定モデルで、ルーフからトランク、リアエンドまで一体となったCFRP製のハードルーフを装着してクーペボディとしたモデルになります。
2016年のオートサロンで初めて公開、当初は商品化の予定が無かったのですが、大きな反響により商品化が決定、今回の発売となりました。ボディ&インテリアのカラーは、「ブリティッシュグリーンマイカ&ベージュインテリア」と「パールホワイトIII&ブラックインテリア」の2タイプのみを設定、価格はCVTが248万4000円、5速MTは250万5600円となっています。
応募はダイハツの特設WEBページにて、応募期間は2019年1月11日14時~2月11日18時。なお、200台を上回る応募があったときは抽選となります。
やはり、日本で使う場合にはハードトップルーフの方が便利であるのですが、一時期あれだけあったハードトップルーフの「クーペ・カブリオレ」ですが、ほとんどモデル廃止となっています。
メルセデス・ベンツSLは、R129からR230,R231と3世代に渡りハードルーフを備えますが、それを真似たソアラ&レクサスSCは1代限りで消滅と、継続性がありません。スポーツカーは、売れなくても作り続けることが大切なのです。
コペンクーペに話を戻しますと、ダイハツではこれだけ大きなカーボンパーツを生産したことが無く、生産の請け負い先を探す事からスタートしたそうです。
このカーボンルーフは、一般的なドライカーボンでは無く「インフュージョン成形」という成形法を使用しているそうです。これは釜で焼くのではなく、型に炭素シートを貼っていきシリコンを敷いて気密性を保ち真空引きして樹脂を含浸させて成形するというものです。
ドライカーボンではここまで大きなパーツを成型するには大きな釜が必要ですが、これはそういったものが必要無い分コストを落とすことができるものです。また、強度は落ちるものの加工精度が高いというメリットもあります。
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