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東京オートサロン2014 in幕張メッセ

今年もやって来ました、コンパニオンの祭典…

じゃなくて、チューニングカーの祭典「東京オートサロン」。
コンパニオンの露出度が高くキワドイのは、肌の露出に規制(水着NG)がある東京モーターショーよりもこちら。

また、東京モーターショーには魅力の多いイタリア車メーカーが本国の意向でここ数年参加していないこと、輸入車ショーの「SIS(Special Import-Car Show)」が不景気でスポンサーが集まらずに2010年以来開催されていないことなどから、スーパーな車を間近で見ることが出来る貴重なイベントです。

どうやら、SISに出展していた企業がこちらに移っている感じがします。

東京モーターショーにイタリア車が出展していても、大きく囲われてしまっていて近づくことが出来ないので、間近で見ることが出来るこちらの方がイタ車目当てならば面白いとは思います。
それに、ある程度古いモデルも出品されていることから、F40なんて往年のスーパーな車なんかも間近で見ることが出来ます。

今年の特徴としては、胸の谷間を強調した衣装のコンパニオンが多かったデス…(笑)

車の方ね、相変わらずチューニングベースで86とBRZが多いこと、ピンクのクラウンが多く見受けられました。
20ソアラや80スープラ、FC/FDのRX-7のようなバブル期のスポーツカーは皆無となっていました。
これら、チューニングベースとしては86が出た今となっては、時代的にもう終わりなのか?

よく、東京モーターショーと東京オートサロンの違いの質問を見かけるのですが。

まずは、主催が全然違います。

モーターショーは日本自動車工業会(JAMA)が主催で、日本の大手自動車メーカーの集まり団体です。
その他の共催が、日本自動車部品工業会(JAPIA)、日本自動車車体工業会(JABIA)、日本自動車機械器具工業会(JAMTA)、日本自動車輸入組合(JAIA)といった日本経済を支えているそうそうたる企業の集まり。

オートサロンの前身は「エキサイティングカーショー」で、主催は東京オートサロン事務局。
ところがこの事務局は三栄書房内にあり、つまりはチューニングカー雑誌「option」が主催していると言ってもいいです。
出展者も、自動車大学校やチューニングショップなどが中心で大多数を占めます。

日本を代表する大手企業が主催してるか、学園祭レベルでいち出版社が主催しているかの違いです。
このため、コンパニオンの露出などにも規制があるのがモーターショー、水着でもキワドイのでも何でもアリで目立つために派手なのがオートサロン。

近年は個性的なモデルを求める人が増えて、オートサロンに注目が集まり拡大してきたため集客力が増していて、それまでは改造を否定していたメーカーがすり寄って来た形です。
これは、コミックマーケットなどにも同じ現象が見られます。

モーターショーの方が来場者が多いのは、ほとんどの人はノーマルで車を買うから。
ドレスアップしたりチューニングするのは全体からすればごく限られた人達です。

ちょっとだけ、チラ見せ。

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