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44th東京モーターショー2015 トヨタ車体

44th東京モーターショー2015もいよいよ最終、トヨタ車体です。

トヨタ車体って、一般の消費者にはあまり馴染みがありませんけれども、トヨタ刈谷工場が分離独立、ランクルを生産していたアラコの車両事業を統合した会社となります。
主に「ランクル」系(レクサス含む)と、トヨタのミニバン「アルファード/ヴェルファイア」「ノア/VOXY/エスクァイア」、それにトラック類の生産を行なっています。

最近では、マイクロEVの「コムス」を開発したことで話題となっています。
トヨタの子会社ながら、独自に車両を開発する力のある、世界的に見ても中堅の完成車メーカーでもあるわけです。

このため、出展車両もこれらに関係したものが多い、というわけです。

Toyota ALPHARD Hercule Concept

Toyota HIACE PLATINUM LOUNGE

芸能人とか会社の社長さんとか、コレ欲しがる人は絶対にいますよね。
キャンピングカーまでは大げさですけども、こういうラウンジのミニバンはちょっと欲しい気もします。

Toyota COMS CONNECT

何かに似てるな~?
と思って見ていたら、やっぱり…マクロスとかオーガスに似ているんですよ。

河森正治 氏のデザインです。

MIRAI Projectの大河原邦夫氏のデザインといい、アニメクリエイターが車両をデザインすると結構面白い物が出来るかもしれません。
あとは生産性や整備性、機能性などとどのように折り合いをつけるのか!?ということになりますけれども。

生産技術の向上や素材の進歩で、そういうことも可能になってきているんじゃないでしょうか。
昔見たアニメのロボット似の車が町を走る、まさにクールジャパンでしょう。

コンセプトではガウォーク(Walk mode)、バトロイド(Roid mode)と変形するのが、河森さんらしい。
残念ながら、実物大モデルは変形しないみたいでしたけれども。

50年後とか、本当にバイクやマイクロカーが人型に変形するかもね~。
50年前に鉄腕アトムで描かれた世界が、今の高速道路網として広がっていることを考えれば、あながち夢物語というわけでも無くあり得ない話でもありません。

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