ジャパンモビリティショー2023 JMS ダイハツ シャレード

Japan Mobility Show2023 イベント 東京モーターショー

ジャパンモビリティショー2023 -ダイハツのこれまでとこれから

最も市販化に近いダイハツ「ビジョン・コペン」

ジャパンモビリティショー2023 JMS ダイハツ ビジョン・コペン VISION COPEN

トヨタグループに属するダイハツは、東館1~3でトヨタの隣に大きなブースを構えます。ダイハツ社内の中の人にとって、「コペン」という車は特別な思いがあるようです。

これまでは、軽の企画枠内で軽FFオープンスポーツカーの「コペン」を作って販売してきましたが、今回のジャパンモビリティショーに登場したのは1.3LのFRで、小型車枠のガソリンエンジン車「VISION COPEN(ビジョン・コペン)」。つまりは、でっかいコペンです。

ボディサイズは全長3835x全幅1695x全高1265mm、ホイールベースは2415mmと、ガッチリと5ナンバーサイズに収まる大きさです。

デザインはロングノーズのFRプロポーションながら、初代コペンのお椀を逆さまにしたようなキュートなスタイルは踏襲しています。軽からサイズアップをしたおかげでリアフェンダーが張り出し、フロントフェンダーとのクビレが生まれスポーツカーとしての色気が出ています。

ジャパンモビリティショー2023 JMS ダイハツ ビジョン・コペン VISION COPEN リアフェンダー

フェンダーをはじめとして各部を見ましても、デザイン的にもかなり精巧に作り込まれており、単なるショーカーとは思えないこのまますぐに発売できるくらいの完成度です。

このためダイハツの中の人としては、市場の反響次第では本気で市販を考えているとのことのようで、来場者にアンケートなども集めていたようです。

当然、トヨタVerも存在しGRもあるようですので、今から注目度が高いモデルでもあります。

初代コペンも、1997年の東モに「FR-X」というコンセプトを公開し、次の1999年の東モで「KOPEN」という名で市販に近いVerを発表しています。今回の「ビジョン・コペン」が気になった人は、次回の2025年のジャパンモビリティショーまで2年間、貯金をして楽しみに待ってみましょう。

今回のジャパンモビリティショー2023で公開された各メーカーのコンセプトカーの中で、EVではないものの最も本気度が高く市販化の期待が持てるモデルです。

スローライフが価値を生むOSANPO

ビジョン・コペンは現実的な市販化を考えていることから1.3Lのガソリンエンジンですが、「OSANPO(オサンポ)」はBEVで未来のオープンエアを楽しむためのコンセプトモデルです。

ボディサイズは、全長3395x全幅1475x全高1330mm。SUV風に地上高を若干リフトアップしており、目線が高めに設定されており見晴らしが良くなっています。

普段、オープンスポーツカーに乗っていますと、周囲はSUVやミニバンで壁にようにそそり立ち、前が見えないのですが、そこからSUVなどに乗りますと何て見晴らしはいいのだろうと感動すらします。

インパネや内装は実にシンプルで、フェンダーも樹脂を採用するなど徹底的なコストダウンもデザインに取り込んでいます。

ちょっとそこまでふらっと散歩のように車で出かける、というようなスローなライフでのセカンドカーを想定しているとのことのようです。

BEVとの公表ですが、デザインコンセプトのため中身は空っぽで、ハリボテのコンセプトカーです。

いくらデザインコンセプトとはいえ、ダッシュボードにペットボトルを置くトレイは、安全性を考えますとちょっといただけません。衝突でペットボトルがミサイルのように飛んできますし、万が一急ブレーキなどでペットボトルが床へ落ちたならペダルに挟まったらどうするのでしょうか。

現在では、コンセプトでもそういった安全性やコンプライアンスを考えなければいけないため、夢は覚めてしまいます。

私の車、me:MO(ミーモ)

「me:MO」は、基本骨格をシンプルに作り販売、後は内外装のパーツをオープンソースとして開放することにより、サードパーティがパーツを販売したり、クリエイターがパーツを作ったりできるという、自由に発想して楽しめる軽自動車を目指しています。

また個人でも、3Dプリンターを使ってパーツを作成、自分で手作りしたパーツを取り付けることが出来る、などとなっています。各部をモジュール化して共通化する構造により、パーツを交換しやすく自由にカスタマイズができるように設計されています。

これは、これまで関わりが無かった企業や人が入り込んで、メーカーやディーラーとオーナーとの間に様々な関わり方が生まれることを期待したビジネスモデルとなります。

これは、今後人口が減っていく日本でどのように車を売り、販売店が収益を上げていくのかといったビジネスモデルの模索ではないかと考えます。

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