ポルシェマカンGTS 中古車 白

ポルシェ

ポルシェ・マカンのエクステリアのオプション選び

2023年2月20日

マカンのボディカラーは何色を選ぶのがよいか

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まずは、愛車のイメージを最も印象付けるので重要なのが、ボディカラーでしょう。子供が見てもすぐわかる「何色の車」というように、強く印象に残る部分です。このため、コンフィグレーターでも一番上に配置されています。

中古車での購入ではかなり制限される部分であり、自由なカラー選択は新車を購入する者のみに許された特権でもあります。特にポルシェでは、代表的な12色ほどの他に60色余りから選べるカスタムカラーがあります。ここも、日本車には無い魅力の一つです。

さて、ここでも中古価格が高いポルシェですから、下取り価格を考えたボディカラー選択が考えられます。が、担当のPC営業さんいわく「マカンは何色でも関係ないですよ」とのことでした。ただし「オレンジだけはやめてください」とは言われました。(パパイヤメタリックが好きな人、ごめんなさい)

新車のボディカラーは、やはり白系(40%)が圧倒的に人気で、続く黒系(20%)、グレー/シルバー系(17%)のこの3種で80%を占めるのだそうです。当然、これは中古車にも当てはまりますので、これらのカラーが中古車としても売りやすい色、ということになるわけです。

ですが、ポルシェの場合にはその他のボディーカラーであっても、その美しいボディラインをさらに際立たせるネイチャーカラーを求める人は少なくなく、定番以外のボディカラーでも中古で探している人は多いようです。このため、珍しいボディカラーであっても、それがマイナスにはならないということらしいです。

ポルシェマカン サファイアブルー 中古車

マカンのボディカラーでは、ソリッドの白/黒は標準オプションで0円メタリックカラー(8色)が159,000円でその上のスペシャルカラー(カーマインレッド/クレヨン)が395,000円となっています。

オススメは、予算が許すのであれば「クレヨン」です。最近EUや北米で人気のグレー系となりますが、実際の見た目は白っぽくベージュともグレーとも言い難い、何とも不思議な色となっています。写真やビデオには「白」にしか映らないのが、せっかく高いお金を出したのに悲しいところではあります。

自分が選んだカラーは、完全に下取り優先の「キャララホワイト」になります。街中を走るポルシェの定番カラーであり、無難な選択ではあります。それゆえに、3年後に中古車でショールームに並んだ時の人気も高いと踏んでいます。

もし、契約前にクレヨンの911の実車を見ていたならば、他のオプションを落としてでもクレヨンを選んだかもしれません。

ちなみに、担当の営業さんのオススメは「バルカノグレー」だそうです。太陽の角度によって、紫などいろんなカラーに変化するのが特徴で、美しいとのことです。確かに、実車を見ますと黒系の色にするなら第一選択になりそうです。

マカンの見た目を大きく左右するホイール

ボディカラーに次いで、見た目を大きく左右するのがアルミホイールです。ベースのマカンでは当初は18インチが標準でしたが、マカン3では19インチへインチアップされたものが標準となっています。

そこから、20インチと21インチが選択できて、当然大きい方が見た目が良いわけですが、問題はインチ径が大きくなりますとタイヤのサイドウォールの幅が薄くなり、衝撃を吸収しにくくなることから乗り心地が悪化する点です。見た目のホイールインチ径と乗り心地は、トレードオフになるのが一般的です。

YouTube で自動車評論家の試乗記を見ますと、例外なく素マカンでは19インチの標準コイルスプリングがBest選択と言われています。コイルスプリングで20インチは、段差でバタつきが出るなどポルシェの足らしくないと酷評されています。

もし、20インチへインチアップをするのなら「PASM」(減衰力可変ダンパー)を付けるべきで、21インチならGTSでは標準装備となるエアサスを入れるべきでしょう。ハイパフォーマンスグレードが軒並みこれらを標準装備しているということは、乗り心地と走りの両立には有効なんだと思います。

驚くことは、このCセグメントでもエアサスがベースモデルでも選択できるのが、ポルシェのすごいところでもあります。通常、他のメーカーではエアサスはトップグレードの特権となっています。

以前、中古車を見て歩いているときに、素マカンの18インチとターボの20インチが並んでいるところを見て、やっぱり18インチは見劣りして大径ホイールは格好いいなと思ったことがあります。同じマカンと並ばなければ標準の19インチでヨシ、もし並ぶことがあれば大径ホイールに対しては明らかに見劣りしますので、考えどころです。

そもそも、販売台数から見れば街中でマカンと出会うことが珍しくもあり、ポルシェのミーティングにでも行かない限りは、マカンが横並びになることは無いでしょう。以前、ホテルでのポルシェの発表会へ行った際には、ホテルの地下駐車場はポルシェだらけでしたが…

ポルシェ エクスペリエンス2016 911カレラ
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ホイールのデザインに関しましては、完全に好みですのでどれが良いとかはなく、予算と好みで選べばよろしいかと思います。

ちなみに自分はココ、完全な見た目優先で21インチRSスパイダー(507,000円)を選択しまして、エアサス(438,000円)を入れています。これだけでオプション金額は、ほぼ100万円となります。

このクラスのベースモデルでエアサスが自分で選べるなんて、Mベンツなどでは通常はあり得ない選択です。

また、小さなところですがホイールセンターのポルシェクレストはカラー(27,000円)盗難防止ホイールボルト(10,000円)は必須です。

マカンのエクステリアオプションの参考

外装は完全に好みによる選択となるのですが、基本的にはクロスオーバーっぽく下まわりを黒くするか、乗用車っぽく同色で塗るかという選択になります。個人的には乗用車っぽい感じが好きなので、ルーフレールは付けずに「エクステリアパッケージ -ボディ同色塗装」(264,000円)で、下回りの黒い部分を同色に塗装しました。

また、通常は黒のサイドブレードも、同色で塗装(96,000円)しています。

あと窓枠ですが、これは実車を見ないと何とも言えないのですが、リアのルーフスポイラーが標準でハイグロスブラックで塗装されていることから、サイドウインドウトリムもハイグロスブラック塗装(34,000円)サイドミラー下部をハイグロスブラック塗装/上部をボディ同色(0円)として、ミラーからルーフスポイラーまでをハイグロスブラックで統一感を出してみました。

セダンなどでは、サイドウィンドウトリムはアルミにした方が高級感が出るのですが、SUVでは黒の方がいいかなとの判断です。

最近、他のマカンを街中で見るたびにグレードとオプションを品定めをするのですが、中にはグレードエンブレムを外している人もいて、そのグレードが判らない場合があります。マカン3では、オプション装着によってこのグレードの判別が非常に難しくなっています。

逆を言えば、ベースグレードでも上位グレードには見た目ではひけを取らないことを表しています。これは、素マカンであっても非常に満足度が高くなることを示しています。

ただ、このマカン3のグレードの見分け方はあって、フロントから見たFスポイラーのエアインテークにウィング状の塗装がされているのが素マカンとマカンS、アゲートグレーに塗装されているのがマカンT、全体がマットブラックになるのがGTSとなります。GTSはヘッドライトとテールライトがブラックティンテッドが標準となり、素マカンとマカンSの見分け方はテールパイプの形がスクエア2本出しは素マカン、丸4本出しならマカンSとなります。

た・だ・し、Fスポイラーのエアインテークの塗装以外はオプションにより変更が可能となりますので、変えてしまいますとヒエラルキーが完全に曖昧となってしまうわけです。

これが、素マカンではあってもオプション装着次第では上位グレードのGTSの外観に迫ることができ、ヒエラルキーの下剋上が可能なポルシェの魅力でもあるわけです。

どうする悩ましいスポーツエグゾースト

ポルシェマカンGTS スポーツエグゾースト

リア周りへ移りますと、ここにも悩ましいオプションが。そう、「スポーツエグゾースト」(400,000円)です、略して「スポエグ」と呼ばれています。スポエグを入れますと、シングル2本出しのマフラーがデュアル4本出しとなり、リア周りが一気に引き締まるのです。

また、可変エグゾーストであることから、センターコンソールのスイッチで音を変えることが出来ます。重低音が響きますと、俄然アクセルを踏む足にヤル気が出てくるのでした。

せっかくポルシェに乗るのですから、音も楽しみたいと思うのは自然の欲求です。

このスポエグは、GTSはそのエンジンの性格から標準装備となるのですが、2.0L/4気筒の素マカンだしなぁ・・・GTSのようにそんなにパワーは無いし、40万円はちょっと考えてしまうし、と断念をしています。それに、今の時代は重低音を響かせて駆け抜けていくのは、ちょっと違うような気がします。

時代はいかに静かにエンジン音を響かせないか、BEVのように音も無く無音に近く駆け抜けていくかが問われていると思っています。でも、買ったのが911や718ならば、他のOPを削ってでも付けていたと思います。(笑)

また、マカンのボディは遮音性が非常に高いらしく、外のエギゾースト音が聞こえづらいということもあるらしいです。それならば、スポエグも要らないかなと考えます。

その代わりに、これも見た目重視でスポーツテールパイプ -ブラック(129,000円)を付けています。これで、リア周りが格好良く引き締まりました

ティンテッドLEDヘッドライトPDLS Plusとは?

ポルシェマカンGTS LEDヘッドライト

ティンテッドではないLEDヘッドライトPDLS Plus

前回の記事でも書きましたが、結果として「ティンテッドLEDヘッドライト(146,000円)」を付けています。「ティンテッド」でないヘッドライト(76,000円)との差は7万円高ですが、ヘッドライトカバー内が黒く塗装されているだけで機能的な差は一切ありません。ティンテッドはGTSでは標準となり、見た目は格好いいのでした。

また、「PDLS Plus(ポルシェ ダイナミック ライト システム プラス)」は、PDLSがステアリングに応じて左右にライトを振る機能で、Plusが付きますとオートハイビームが追加されます。人や前の車を部分的に避けてヘッドライトを照射するのは「マトリクスヘッドライト」となり、マカンでは付けることができません。もう少し上のモデル、911やパナメーラで選べるオプションとなります。

テールライトにも「ティンテッド」があり、「ティンテッドLEDテールライト」(127,000円)を付けました。これは、一度契約後に慌てて「仕様変更の最終受付期限」前に追加をお願いしたものです。YouTube 動画などを見ていまして走り去る後ろ姿が格好良かったのですが、これもGTSには標準装備でした。

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マカン購入契約後のオプションの変更

BOSEの音響システムが付かない 11月の契約時に懸念されており、PC営業さんからも言われていたことから承知していたこと ...

エクステリアの最後に、MベンツやBMWなどでは鉄板で標準装備の、リアプライバシーガラス(79,000円)は必須となります。

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