ポルシェマカン 中古 赤 ボルドーレッドのシート内装

ポルシェ

ポルシェ・マカンのインテリアのオプション選び

2023年2月21日

マカン悩ましいレザーのインテリア選び

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エクステリア以上に好みが分かれるのが内装、インテリアのオプションです。ここまでで、メカニカルな部分でかなりのオプション金額になっていますから、値の張る内装オプションは抑えなければなりません。

自由気まま思いのままに、オプションを積み重ねていきますとエライこととなり、平気でオプション金額が400万、500万円と上がっていってしまいます。それでも、運転中は外装よりも内装の方が手に触れますし、ずっと多い時間目に触れていますから重要ではあるのでした。

まずはレザーインテリアから、標準装備のレザー(0円)は中央部分のシート座面と背中がファブリックとなり、モハーベベージュのみ+38,000円となります。

次の選択がレザーパッケージで、ブラック内装にカラーステッチ(547,000円)を入れるものと2トーンカラーの2種類があり、こちらは座面と背中のファブリックがパンチングレザーへと変わります。ここは、最初にマカン2の赤い中古車を見に来た時の内装が気に入ったことから、ブラック/ボルドーレッドの2トーンのレザーパッケージ(296,000円)を選択しました。

その上のエクステンテッドレザーパッケージ(600,000円)は、ダッシュボードから窓のラインまでカラーリングされることから、ちょっといやらしくなるので却下です。本音は、高いから金額を下げたいというところです。

本来ならペブルグレーのエクステンテッド内装にしたかったのですが、白系の内装は足元や手が触れる部分の汚れが目立つことから、中古では不利になることを嫌ってこちらも今回は却下しています。いつか、この白系の内装には憧れます。

また、今回はシートのボルドーレッドに合わせてシートベルトを同じボルドーレッド(74,000円)にしてコーディネートしています。これは以前からやりたかったもので、ちょっとこだわった部分でもあります。

シートは8way電動が標準ですが、パンチングレザーの見た目、電動調節機能、メモリー機能が増えることから14way電動(214,000円)のコンフォートシートへと変更しています。これ、メモリー機能が付いていませんと、バックの際に助手席側ミラーが下を向く機能が付かないのだそうです。

この助手席側サイドミラーが下を向く機能は、狭いガレージへギリギリで入れることからも、付いていれば助かるのでした。特にこのマカンのような横幅が大きな車は、普段の駐車でコインパーキングなどの枠線ギリギリに入れるのにも重宝します。

メモリー機能が無いと元には戻らないので、メモリー付きは当然と言えば当然なのですが、その注意書きがカタログ等のどこにも無いのでした。バックの際に助手席側ミラーが下を向くということも、どこにも書いていないので知りませんでした。

この機能は、無ければ無いで標準装備でパノラマビューがありますので代用は効きます。が、この価格帯で25年前のベンツに付いている機能が付いていないのは、なんか煮え切らないものがあります。「ポルシェはスポーツカーだから」と言われてしまえば、それまでなのですが。

18way電動のスポーツシート(266,000円)は、シートのショルダー部分が出っ張っていることから、高齢者やお子様は乗り降りが多少しにくいとのことでしたので、911や718のスポーツカーとは違うことからコンフォートとしました。

マカンのインパネ周りのオススメオプション

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スポーツクロノ(166,000円)が付きますと、ステアリング右側にモード変更のダイヤルが付きます。と同時に、普通のアナログ時計がストップウォッチになります。この部分が、マカン3でのスポクロ装着車との見分ける点です。

あと内装で付けるか付けないかで重要なのが、前後席のドアハンドルとインパネを1周するパネルで、ウッド(2種類)、カーボン、アルミニウムのパネルが選べます。アルミニウムインテリアが0円で標準装備となりますので、ウッドなどにこだわりがなければアルミで良いでしょう。

予算が許せばカーボンインテリア(141,000円)あたりが欲しいところですが、ここまできますとオプション総額もかなりの金額となっていることから、機能的に走りや快適性に影響しない部分としてリストラの対象となります。

前席シートヒーターは標準装備なので、後席のシートヒーターをどうするかですが、後席にどのくらいの頻度で人が乗るかで、ここは必要か否かが変わってまいります。前席左右と後席を別々にコントロール出来る3ゾーンエアコンが標準ですから、始動直後はエンジンが温まるまで10分ほどは我慢してもらうのが一般的です。

ステアリングヒーター(45,000円)も、これは住んでいる地域にもよりますが、よほどの寒冷地でなければ必要なのは1~2月のごく限られた日のみ、それも朝通勤に利用する人のみだったりします。真冬以外の季節、また暖房が効き始めてからは必要が無い装備でもあります。

Race-TexのGTスポーツステアリング(170,000 円)を入れるのであれば、ヒーター付きとなります。このあたりは付けたいのだけども、オプション総額が膨らむことから予算の都合でカット、という人が多いかとは思います。

ちなみにスポーツステアリングは何が違うのか気になる部分ではありますが、径が少し小さくなっている(?)のとバックスキンになったりしているようなのですが、ステアリングのセンターが判るラインがてっぺんに入っていることです。サーキット走行や峠を攻めるようなことが無ければ、要らない機能ではあります。

車庫入れでグルグルとステアリングを回してしまい、今どっちにタイヤが向いているのかが判らなくなる人は、あるといいかもです。

リアシート用サイドエアバッグ(68,000円)は、後席の安全性向上のために付けましたが、これは標準装備にした方が良いと思われ、メーカーの安全への姿勢が問われます。ポルシェの前席重視の哲学は解るのですが、4ドアでちゃんとした後席があるのですから、後席の安全軽視と見られても仕方がありません。

使ってみないと判らないマカンのオプション

その他、付けたはいいけれども使ってみないと判らないオプションも多く存在します。

シートベンチレーション(151,000円)はベンツなどの上級モデルには今や標準装備ですが、良いと言う人と使わないと言う人と、意見が分かれる装備です。ですので、オプション総額が上がることから今回は外しました。

パワステは標準装備で、オプションなのはパワーステアリングプラス(44,000円)、いわゆる日本車では車速感応式と呼ばれるパワステで今やどの車にも標準、高速では重くなり低速では軽くなるものです。マカンは車幅もあり、車庫入れの切り返しが多くなることが予想されることから付けてみましたが、さてどうでしょうか。

レーンキーピングアシスト(98,000円)を付けますと、標準装備のアダプティブクルコンと合わせて高速道路での自動運転が可能になるとかならないとか。30km/hを下回ると解除されて、渋滞下では使えないとか情報が錯綜しています。実際に使ってみませんと、使えるのかどうかは判りません。

ポルシェは走りのメーカーであることから、アクセルを踏むことが楽しい車だと言われています。そうなるとこの機能は、付けたはいいけどほとんど使われない・・・という話を担当営業さんからは聞きました。

これらの機能は、今までに借りた代車には付いていましても、使い方が判らず使ったことはありませんでした。無くてもそれほど問題にはならない機能なのですが、25年のブランクでの新車なので話には聞いている「今どき軽自動車にも付いているよ」という最新機能には興味津々なのでした。

ですから、本当は必要無かった要らんものを結構付けているのかもしれません。

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この他、内装はこだわって乗せていきますと際限が無く、金額も青天井です。サンバイザーやグラブハンドル、ダッシュボードなどをレザーにしたり、ステッチを入れたりできます。エアベントをレザーにしたり、ボディ同色で塗装したりとオリジナルに作り込めます。

マカンのオプションを積み重ねた結果なんちゃってGTSに

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最後に、これだけは絶対に入れるべきオプションで、「ヘッドレストのポルシェクレスト -フロント(38,000円)」は必須です。リアはプライバシーガラスで隠れてしまうため、フロントだけでよいとのことでした。

これが、マカンのオプションを自分で作り込んだ証拠とも言えるもので、最後のサインのようなものだと担当営業さんから教えてもらいました。ディーラーの発注した在庫車の場合、これが無いことが多いのだそうです。

ここまでの内外装のオプション装着で、気がついたことがあります。出来上がったマカンを見ていたら、実はGTSを作っていたのです。逆に言えば、上級グレードの標準装備は作り込む上での参考にすべし、ということになります。

今回取り付けたオプションのその多くが、GTSでは標準装備です。ちなみに、GTSで同じオプションでコンフィギュレートをしてみますと、100万円高となったのでした。

ホイール塗装やルーフスポイラーなどの専用装備、ブレーキのアップグレード、エンジンのアップグレードなどを考えますとGTSの方がよいわけでして、何でわざわざベースグレードなの?となります。

今回のマカン購入は納期と下取りを踏まえた上での計画でベースグレードを選択していますので、これだけのオプションを装着するならマカンTの方がお買い得とか、GTSに手が届くなどはまた別の話となります。

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