ポルシェ718ボクスター デビューフェア

ポルシェ

Porsche 718 Boxster Debut Fair -先代981型から変わったところ

2016年7月3日

Porsche 718 Boxster Debut Fair

ポルシェ718ボクスターS デビューフェア

最近、マカンでポルシェセンター(PC)へ出入りしていることから、新型718ボクスターのデビューフェアの通知が届きました。ですので、ちょっと買い物へ出たついでにポルシェディーラーへ寄って行きます。

2シーターのボクスターは、現時点での1台所有では制限がかかることから購入の選択肢にはなりませんけれども、オープンカーはいつかは憧れます。

赤いモデルは2.0Lのフラット4搭載の「718ボクスター」で、グレーの方が2.5Lのフラット4搭載の「718ボクスターS」になります。

車両型式を見たところ、「982型」となっていたので981→982へのフルモデルチェンジになるのか、それともボディプレスラインに大きな違いが見えないため、マイナーチェンジなのか?新旧の違いワカリマセンです。

ですが、車名の呼び方は「718ボクスター」に変わっており、車両型式は「982」へと1つ番号が上がっています。「ポルシェ911」が、タイプ991や992と呼ばれるように、世代を型式で表して車種を718の番号で呼ぶように変えたみたいです。

4年でフルモデルチェンジした718ボクスター/ケイマン

ポルシェ718ボクスターS デビューフェア

結論から言ってしまえば、車両形式が981から982へと1つ番号が上がっていることからも、フルモデルチェンジとなります。4年でチェンジするということは、そうせざるを得ない理由があったと推測します。

通常、ポルシェではモデルのライフサイクルは8年程度とされており、その半分の4年でマイナーチェンジを行います。ところが、今回のボクスター/ケイマンに限っては2012年登場から4年の2016年に、名称変更を伴ってフルモデルチェンジを敢行しています。

今回の718ボクスター/ケイマンで一番大きな変更点は、これまでの水平対向6気筒から4気筒へとエンジンがダウンサイジング、2.0Lが300馬力で2.5Lが350馬力の直噴ターボエンジンとなったことにあります。このため、981型からはバルクヘッドから前のシャーシは流用ながら、エンジンルームはターボの装着と配管によりほぼ新設計とのことです。

旧型の981からキャリーオーバーされているのは、幌とトランクリッドのみということですが、その多くの部品はエンジンをはじめとして911との共有で、そのパフォーマンスは981型からは向上、限りなく911カレラに限りなく近いところにあるということです。

ポルシェ718ボクスターS デビューフェア

981型からのキャリーオーバーがあるとはいえ、外見で一番違う箇所はヘッドライトとテールランプが今のポルシェに倣いシャープになったこと。ポルシェは、全体的にテールランプが細くシャープになる傾向にあります。

ランプカバーの中が、立体的で結構複雑な造り込みがされています。こういうところはやはり、ギミック好きの心を刺激します。

ただ、2代目パナメーラや新型カイエンのような新世代ポルシェの横一文字のテールランプは採用されていません。

ポルシェ718ボクスターS デビューフェア

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